学校長あいさつ

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 本校は、昭和59年(1984年)に開校し、今年で42年目を迎えます。古都・首里石嶺町の閑静な地に根ざし、地域の温かい眼差しに見守られながら、生徒たちは学校生活を送っています。

 正門前の校訓碑に刻まれた「敬・達・創」は、自然と人間を敬愛する豊かな心、目標達成への着実な歩み、そして主体的な判断力と創造性を育むという教育理念を表しています。

 この校訓のもと、すべての生徒が安全と安心を感じ、幸福を感じられる学校環境づくりを最優先し、自ら考え、判断し、行動する、「自律」の力を身につけた人材の育成目指して教育活動に取り組んでいます。

 現在、各学年6クラス(普通科)、計18クラスを設置し、そのうち各学年1クラスの特進クラスでは、早朝講座、必修模試、夏期講座などを通して、生徒の志望する大学等への進学を支援しています。普通クラスにおいては、国語・数学・英語を中心に習熟度別授業を展開し、生徒一人ひとりの学力向上と基礎の定着上を図っています。また、キャリア教育の視点を重視し、同窓会・PTA・地域の皆様との連携を深めながら、探究活動を推進しています。

 昨年度、生徒たちの頑張りは目覚ましく、進路実績では国公立大学に19名、私立大学にも多数の合格者を輩出しました。部活動においては、ボウリング、卓球、水泳の個人種目で全国・九州大会に出場、全国高文祭への派遣、さらには、図画作文書道コンクールでの入賞など多方面で素晴らしい活躍を見せてくれました。

 情報化、グローバル化が加速し、社会構造が急速に変化する現代社会において、生徒たちには変化を前向きに捉え、予測困難な未来社会を自立的かつ肯定的に生き抜く力が求められています。本校職員一同は、生徒の学びを支え、必要な資質・能力を伸ばし、一人ひとりの自己実現を後押しててまいります。

 今後とも本校教育のさらなる充実・発展のため、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。            

令和7年4月
沖縄県立首里東高等学校
校長 伊志嶺 嘉典
 

マスコットキャラクター【キートン】
(作:26期生 赤嶺太輝さん)

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